リスボン条約

   リスボン条約はEU(欧州連合)の運営指針を定めた基本条約で、2005年にフランスとオランダで否決されたEU憲法条約に代わるもの。2007年10月のEU非公式サミットで条文が合意され、同年12月には当事のEU議長国ポルトガルの首都リスボンで調印式が行われました。

   EUに加盟する27カ国のうち、25カ国は議会により批准の是非を決定する方針ですが、イギリスは未定、アイルランドは国民投票によることとしました。しかし、2008年6月13日に行われたアイルランドの国民投票では、賛成46.6%−反対53.4%の結果となり、リスボン条約の批准が否認されてしまったのです。

   EUでは、2009年1月の新体制発足を目指し、それまでに各国がリスボン条約の批准を推進することを目指していますが、アイルランドが「NO」の答えを出したことにより、こうしたスケジュールに影響が出る可能性があり、ひいてはユーロにとっても不安材料と言えます。

   2008年6月16日現在

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