日銀短観
日銀短観は正式には「全国企業短期経済観測調査」と「主要企業短期経済観測調査」という2つのアンケート調査のことを指します。単に「短観」とも言われます。3ヶ月に一度実施され、企業がその時々の景気をどう見ているかを、「良い」「さほど良くない」「悪い」の三択で答えてもらったり、売上高や収益といった具体的な内容について質問します。企業の経営者が経済の状態をどう感じているのかが分かり、調査が大規模であることから、非常に注目度の高い統計です。特に大企業製造業の業況判断DIは短観の中心的な指標です。