モノライン

モノラインとは

   モノライン(Monoline)はビジネスのスタイルを指す言葉で、単一の商品に特化していることを意味します。これに対して複数の商品を同時に扱っている場合をマルチライン(Multiline)と言います。モノラインは一つの商品だけを扱うため、その分野のノウハウやスキルにおいてマルチラインよりも優れているという面があります。

モノライン保険会社

   一般的に経済記事でこの言葉を見かけるのは、米国の保険会社について言及している場合です。保証の対象が金融商品に特化している保険会社を、モノライン保険会社と呼びます。多種類の生命保険や損害保険を扱っている一般の保険会社は、対比的にマルチライン保険会社というわけです。

   モノラインが行っている業務は、いわば連体保証人のようなものです。A社が発行した金融商品を購入したB社が、債務不履行のリスクに保険をかけたい場合に、モノラインに保険料を支払います。すると、A社が債務不履行を起こしたとき、モノラインがA社に代わって元利を支払います。債務不履行を起こさなければ、保険料がモノラインの収益となります。多くのモノラインは、2007年に米国で起こったサブプライム問題で経営危機に陥りました。

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