日銀統計データの活用
為替相場のファンダメンタルズを分析するうえで活用したいのが一般に公開されているデータやチャートです。このページでは日本銀行のサービスについて利用方法をご紹介します。FRB(連邦準備制度理事会)については「FRB統計データの活用」をご参照ください。
日本銀行の時系列統計データ
日本銀行のホームページ内にある「時系列統計データ検索」では、各種のチャートとデータを利用することができます。このページは「主要指標グラフ」と「主要時系列統計データ表」で構成されています。
(1)主要指標グラフ
- グラフは次の種類が用意されているので、各リンクをクリックします。試しに「為替」をクリックしてみましょう。
- 金利
- 為替
- 通貨量
- 物価
- 国債収支
- 短観
- すると別画面にチャートが表示されます。初期値として設定されているのは、ドル円のスポットレートと実質実効レートの組み合わせでです。月足なので60年近い期間が表示されます(2018年3月時点。初期設定は変わるかもしれません)。
- チャート自体には何の説明書きがないのですが、ページを下にスクロールしていくと、詳細が分かります。
- また、表示させたい期間やデータをそこで変えることもできます。データを削除したい時は右側にある「系列解除」、追加したい場合は一番下にある「系列追加」をクリックします。
- 「系列追加」を選ぶと、日銀が用意しているデータベースから選択したり検索したりすることができます。これは最初にどのグラフ種類を選んでも同じです。なお、残念ながら通貨ペアはドル円しか用意されていません。なお、詳しい使い方は「検索・グラフ機能かんたんマニュアル 」で見ることができます。
(2)主要時系列統計データ表
- ここでは上のグラフの元となっているデータを数値で見ることができます。
- 金利(預金・貸出関連)
- マーケット関連
- 預金・マネー
- 貸出
- 金融機関バランスシート
- 資金循環
- 短観
- 物価
- 国際収支関連
- 為替相場は「マーケット関連」の中にあります。ただ、上でも述べたように通貨ペアはドル円に限られますが。