リスクのある相場商品を取引するのは初めてです。FXではどんなことに注意したらいいですか?

answer株式などリスクのある相場商品で資産を運用したことがないという方は、いきなりFXではハードルが高いように感じるかもしれません。しかし、FXはレバレッジを自分でコントロールできます。極端な話し、レバレッジが1倍であれば、コストが低いぶん外貨預金よりも安全な商品です。それに主要通貨の変動率は株式などに比べればずっと低く、たいていは1日1%以内におさまっています。ですから、レバレッジを押さえれば、リスク性商品の入門としてはうってつけの商品なのです。

FXを始めるときの注意点

   FXで初めてリスクのある相場商品に挑戦しようとする場合、次のことに注意することが必要です。

1.リスクを意識

   まず、留意していただきたいのは、うまくいくことばかり考えていないか、期待ばかりが先行していないか、ということ。FXは利益を得る可能性と同様に損失を被る危険性があります。特に相場商品は初めてなら、しばらくは損失を被る可能性のほうが高いかもしれません。その現実を直視していることが重要です。まちがっても、一攫千金など夢見てはいけません。

2.余裕資金で行う

   FXに当てるお金は、余裕資金でなければなりません。絶対に、生活資金や使用日的がはっきりしているお金に手をつけてはいけません。たとえ損失を被っても影響が軽く、穴埋めがきくお金であること。FXは続けることによって徐々に上達していきます。しかし、その前に損をしてやめていく人が多いのです。初めのうちは損をしても授業料と割り切れる程度にとどめておくべきです。

3.研究心を忘れない

   当たり前の話しですが、業者から配布される資料を熟読して、しくみやリスクを十分に理解する必要があります。ただ、業者の資料は分かりにくかったり簡単すぎたりするので、まずは当サイトのFX入門テクニカル分析入門を読んで研究してみてください。入門者向けに書かれた市販の本を一冊読んでみるのもよいでしょう。

4.ほどほどに楽しむ

   以上の準備ができればいよいよ取引開始です。ここで重要なのは、FXにのめり込まないこと。相場商品というのはギャンブルの側面をもっています。人によっては夢中になってしまうかもしれません。儲かったからといって入れあげたり、損をしたからといって熱くなったりしないこと。まったくの初心者は特にこの点に留意する必要があります。生活がFXに振り回されては本末転倒です。マイペースでほどほどに楽しみましょう。

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