バタフライ・パターン

   バタフライ・パターン(Butterfly Pattern)はフィボナッチ比率パターン分析を組み合わせたテクニカル分析です。チャート上のポイントとなるトップとボトムを結んだラインが下図のような形を作る場合で、Bを中心にできる左右の三角形が蝶(バタフライ)の羽のように見えることから、バタフライ・パターンと言われます。比率の違いで蟹に似ている場合はクラブ・パターン、コウモリだとバット・パターンといった名称もつけられていますが、基本となる形はみな同じです。

バタフライ・パターンの売買シグナル

バタフライ・パターン

   まず1の買いシグナルから解説します。相場はXを起点としてAまで上昇し、その後Bへと反落します。この時、XAの上昇幅を100%とした場合のABの下落幅は78.6%が典型的なパターンですが、この比率は絶対的な条件というわけではありません。ポイントは、大きく反落した後に起点となるXを下回らないで反発に転じることです。次に相場はBからCへ反発しますが、Aを抜くことなく再び反落します。BCの上昇幅はABに対して61.8%が基本となります。

   そしてCからの下落はBを下抜き、さらには起点であるXも下回ります(ここがガートレイ・パターンと異なる点です)。しかしもしフィボナッチ・エクステンションの重要な目途である127.2%や161.8%(XA比)で下値抵抗感が出れば、Dは買いのチャンスとなります。

   2は売りのシグナルです。チャートの見方は買いのシグナルと同じで、フィボナッチ比率からターゲットと割り出されるDで上昇を押さえられるようなら、売りのチャンスとされます。

バタフライ・パターンの例

   下図は実際のチャート上に現れたバタフライ・パターンです。Xを起点として、ABCの重要なポイントがフィボナッチ・リトレースメントやフィボナッチ・エクステンションのポイントと一致しています。このようにフィボナッチ比率で構成されたチャートは安定感があり、次のポイントであるDをある程度絞り込むことができるわけです。

バタフライ・パターン

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