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FXのチャート解説などで頻繁に登場する「陰線(いんせん)」とは、ローソク足のパターンの一つで、始値よりも終値のほうが安いことを示します。その日(または週や月など)の相場が売り優勢だったことを示しているわけです。
陰線のローソク足は、下図のように、一般的に実体部分(始値と終値の間)が黒で描かれます。カラー表示の場合は青で描かれますが、海外では赤ですので、日本とは反対の色使いになります。なお、陰線とは逆に、始値よりも終値のほうが高かったことを示す線を陽線といい、実体部分は白(カラー表示の場合は赤)で描かれます。