ローソク足
ローソク足は、始値、高値、安値、終値の四つの値段(これを四本値と言います)を使って相場の動きを表すチャートです。四本値の関係は下図のようになっており、始値と終値の間は太く示して実体部分と呼びます。最高値と最安値をひげ(または影)と呼ばれる線で示します。
ローソク足は日本で考案されたチャートの形式ですが、今では欧米でもポピュラーですし、為替相場、株式相場、債券相場など広く利用されています。ただし、カラー表示するときは日本と欧米では色が異なるので注意が必要です。日本では値上がりは赤、値下がりは青ですが、欧米では値上がりは緑(または青)、値下がりは赤と逆の色使いをします。日本では赤をおめでたい色と捉えるのに対して、欧米では危険を表す色だからです。
- 詳しい解説:ローソク足の見方