自己資本規制比率
自己資本規制比率は金融商品取引業者の健全性・安全性をあらわす指標です。この数値が高ければ高いほど、その会社は健全で安全だと言えるのですが、金融商品取引法ではボトムラインを以下のように定めています。
- 140%を下回った場合…金融庁長官への届け出が必要になります。
- 120%を下回った場合…業務改善命令が出され、改善計画の提出が必要になります。
- 100%を下回った場合…業務停止命令もしくは登録取り消し命令が発動されます。
ただしFXで業者を選ぶ際には、140%を超えているからと言って大丈夫というわけではありません。300%未満は除外して検討することをお奨めしますし、なるべく500%以上のところにしたいですね。なお、自己資本規制比率は以下の計算式で求められます。