FX法人化の盲点

   FXを会社名義で行うことを検討する場合、メリットとデメリットを検討するだけでは足りません。実は以外な盲点があるのです。

適格性の原則

   法人化を検討するに当っては、「適格性の原則」についても留意しておく必要があります。適格性の原則というのは、FXのようなリスクのある取引は、適性を有する者しかやっては(やらしては)いけないというもの。業者側でも、適正については十分に審査することが法令で義務付けられています。もし、適正のない者に口座を開設した場合、法令違反で処罰される可能性があるのです。例えば、十分な収入や資産がなければ、いくら顧客側が責任は自分で取ると主張しても、口座を開設することはできません。

法人の適格性

   これは法人でも同様です。もし資本金1円で会社を作り、運用資金は株主や役員からの借入金で賄うという計画であれば、まず口座を開設することはできません。借入金でFXを行うことは、適格性の原則に反するからです。したがって、取引証拠金は会社の純資産から拠出できるようにしておく必要があります。あとから資本金を増額することもできますが、手間と登記のコストがかかりますので、前もって、意中の業者に確認しておくとより安全です。

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