自動ロスカットで賠償命令

自動ロスカット   2013年10月、自動ロスカットに関して気になる判決がありました。自動ロスカットの執行が遅れたことで損失が拡大したとして、一人の投資家が松井証券に損害賠償を求めていたのです。この訴訟で東京地方裁判所は、約200万円の支払いを命じました。投資家の訴えが認められたわけです。争われたのはドル円の買い建玉に対する自動ロスカットで、本来執行されるべき時間から18秒後に約定しました。その結果、約定値に64銭のずれが生じたというもの。注目すべきは「10秒を超えるのは合理的範囲を超えている」という裁判所の判断です。もともとの案件が起こったのは2004年なので、システムが進歩した今ではあまり起こりそうにはありません。ですが為替相場が急変して流動性が著しく低下すると、ありえない話しでもありません。FX業者には厳しい判決かもしれません。

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