レイテンシ
レイテンシ(Latency)とは、データが転送される問に生じる時間差や遅延を意味します。もともとの意味は「隠れていること、潜伏していること」。そこからIT用語として用いられるとこのような意味を持ちます。PCなどの端末で操作が行われ、その指示やデータがインターネットを経由して中央のサーバで処理される場合、PCからサーバまではデータがネットワークに潜っているというイメージが生まれます。そのためレイテンシと表現するわけです。
FXでは為替相場は刻々と変化します。レイテンシが長いと、スリッページが発生したり注文が約定しなかったりといった問題が生じます。デイトレードでごくごく短期の売買を行う場合は、サーバがどこにあるのか、処理能力はどの程度あるのかといったことも、取引の成果を左右する要素となりえるのです。