サマータイム(夏時間)
サマータイム(Summer Time)は夏期になると時計の針を繰り上げる制度のこと。夏時間ともいいます。具体的にはサマータイムを採用する時期になると、時計の針を1時間早めます。つまり、それまで朝の7時だった時間がすでに8時ということになります。逆に7時に起きていた人は、サマータイムに入ると6時に相当する時間に起床することになります。そうすることで、活動を開始する時間を早めようというわけです。
サマータイムは欧米では広く採用されている制度で、日本でも採用しようという話しは出ますが、今のところは未採用。FXでは、サマータイムと標準時間(冬時間)では取引時間が変るほか、海外で経済指標が発表される時間も変るので注意が必要です。例えば、米国の雇用統計は日本時間の22時30分に発表されますが、サマータイムの期間は21時30分になります。月曜の取引開始・土曜の取引終了も同様に1時間早まります。
各国のサマータイム
ニュージーランド | 10月第1日曜日から3月第3日曜日まで |
オーストラリア | 10月最終日曜日から3月最終日曜日まで |
欧州、ロシア | 3月最終日曜日から10月最終日曜日まで |
米国 | 4月第1日曜日午前2時から10月最終日曜日午前2時まで |
- 南半球(ニュージーランド、オーストラリア)は北半球と季節が逆ですので、北半球が標準時間の場合、南半球はサマータイムとなります。より詳しくは『為替市場の時間帯』をご覧ください。