相対取引と取引所取引

   相対取引(あいたいとりひき)は、売手と買手が相手を特定して一対一で取引する方式です。インターバンク市場が代表的な例で、A銀行とB銀行、C銀行とD銀行というように、個別に取引を行うわけです。ですので、同じ瞬間に複数の取引が成立した場合でも、それぞれのレートは異なるかもしれません。実際の取引内容は公開されませんが、市場の中心的な取引レートはマスメディアを通じて報道されます。FX取引も相対取引により行われます。

    取引所取引とは、証券取引所のように実在する取引所に注文を集め、そこで売りと買いをマッチングさせる方式です。自分の取引相手は特定されず、証券会社などの仲介業者との間で決済を行います。取引時間や運営のルールが明確に決められており、不特定多数が参加する取引に向いています。全ての注文が集中するので、ある瞬間における成立値は一つしかなく、取引に関する情報も公開されます。

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