PMI(購買担当者指数)

   PMI(Purchasing Managers' Index)は購買担当者指数と訳されています。企業の購買担当者にアンケートや聞き取りを行って、購買動向を指数化したものです。国によって方法は異なりますが、多くの国・地域で同様の調査活動が行われており、代表的な経済指標の一つになっています。特に米国のISM景気指数、中国購買担当者景気指数、ユーロ圏購買担当者景気指数などは常に注目されています。

   PMIは、企業の購買担当者に直接コンタクトして調査されるため、景気の実態を正しく映し出すと考えられています。また発表時期が国内総生産(GDP)など他のマクロ経済指標よりも早いという特徴もあり、注目度が高いのです。特に、製造業PMIは、将来の景気動向を占う「先行指数」として重要視されています。これは、原材料や部品などを調達する製造業の購買担当者が、需要予想や生産計画などに即して仕入れを行うため、景気動向を敏感に映すと評価されているからです。

PMIの基本的な見方は、50を上回ると景気改善、50を下回ると景気悪化を示唆します。購買に対して強気な見方をする担当者が多いほど指数は高くなり、弱気な担当者が増えると指数は下がります。JPモルガンは各国の製造業PMIを統合したグローバル製造業PMI(J.P.Morgan Global Manufacturing PMI)を発表しています。世界景気の方向をつかむことができるので、ぜひチェックしたい指標の一つです。

Copyright(c) 2008-2018 All Rights Reserved.