ビッド

   FXでは、常に売値と買値が同時に提示されます(2ウェイプライス)。顧客側から見た売値をビッド(Bid)と言います。一方、買値はオファー(Offer)と言います。顧客は、ビッドで売り、オファーで買うことができます。もともとは、値段を提示する側から見て、この値段なら買うよというのがビッド、この値段なら売るよというのがオファーです。

   顧客から見ると、ビッドのほうが低く、オファーのほうが高くなります。つまり、安いほうの値段で売って、高いほうの値段で買うわけですから、売り注文にしろ買い注文にしろ、新規で注文が成立した時点では、その差(スプレッド)分だけ含み損を抱えることになります。それが相手側の利益にというわけです。

ビッドとオファー

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