ブラックマンデー
1987年10月19日の月曜日、ニューヨーク株式市場のダウ平均が508ドル(22.61%)の大暴落に見舞われました。米国の財政と国際収支の「双子の赤字」が膨らむ中でドル安懸念が強まったことや、金利引き上げによる債券価格の下落見通しなどが背景にありました。さらに「プログラム売買」が急落商状に拍車をかけたと言われています。
この暴落は、1929年10月24日の木曜日に起こった『ブラックサーズデー』にならって『ブラックマンデー(Black Monday)』と呼ばれました。ブラックサーズデーは世界恐慌の引き金となりましたが、それでも最初の1日の下落率は12.8%でした。その倍近く下げたブラックマンデーの下げがいかに大きかったかが分ります。
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