マーク・トゥ・マーケット
マーク・トゥ・マーケット(Mark to Market)とは、建玉(ポジション)を現在の相場で時価評価し、現在価値に引きなおすこと。つまり評価替えのことです。同様の意味あいで「値洗い」という言い方もあります。
FXでもマーク・トゥ・マーケットの作業が行われますが、FXは24時間取引なので、株式のように明確な終値というものがありません。そこで一般的には、ニューヨークの午後5時を一日の取引終了時刻とみなし、このときの為替相場をもって評価替えを行います。また同時にスワップポイントの計算を行なったり、バリューデートの繰り延べを行います。こうした一連の作業をロールオーバー処理と言います。