インフレ連動債

   インフレ連動債とは、元本の償還や利回りが、物価の変動にあわせて調整される仕組みの債券です。通常の債券では元本および利回りは固定されているため、インフレに弱いという側面があります(逆にデフレには強いわけですが)。ハイパーインフレになって物価の上昇率が利回りを上回るような状態になると、実質的に損を被ることになるからです。

   そのため、債券への長期投資では物価の見通しが重要となります。しかしインフレ連動債では物価の上下動に合わせて利回り等が変動しますので、そうしたリスクを軽減することができます。なお、一般的な物価の指標としてはCPI(消費者物価指数)などが用いられます。米国のインフレ連動債はTIPSと呼ばれており、そこから導かれる期待インフレ率実質金利FXにおいても非常に重要な指標の一つとなっています。

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