想定元本
FXやCFDは証拠金取引(参考:証拠金取引の仕組み)ですから、一定の証拠金を預けることでそれよりもはるかに大きな金額の取引を行うことができます。この名目的な取引金額のことを想定元本(Notional Principal Amount)と言います。実際に受け渡しされるスワップポイント(参考:スワップポイントの仕組み)などの現金を計算するうえで、想定される元本という意味です。FXやCFDなどの差金決済方式の取引の場合であれば、決済の結果生ずる損益だけを受け渡ししますし、金利スワップなどは金利差を受け渡しします。その計算のもとになるものが想定元本ということです。