信用収縮

信用収縮とは

   信用収縮とは、銀行などの資金の出し手がリスクに過敏になったり、あるいは規制等を受けて、借り手にお金が回らなくなる現象のことです。カタカナではクレジット・クランチ(Credit Crunch)と言います。通常、銀行などがお金を貸す場合、相手方が返済してくれることを信じて貸すわけで、そこには信用創造というメカニズムが働いています。もちろん担保などを取得しますから、闇雲に貸すわけではありませんが。

   しかし、世の中の景気が極端に悪くなったりして、貸し倒れのリスクが高くなると、金融機関はお金を貸したがらなくなります。もっと安全な資産にお金を回そうとするわけです。あるいは、自己資本規制比率などの銀行側の都合で、貸し出しを渋ることもあります。そうした状況を信用収縮と言います。お金の流通量が減るわけですから、設備投資が減少するなど様々な悪影響が出てきます。

信用収縮と為替相場

   為替相場も信用収縮と無縁ではありません。リーマンショックの時には世界中で信用収縮が起こり、安全通貨とみなされた円に買いが殺到しました。またユーロ危機では、ユーロをはじめとした欧州通貨が売られました。信用収縮や市場のリスク警戒度はTEDスプレッドVIX指数などである程度知ることができます。FXではこうした指標にも気を配っておきたいですね。

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