為替相場とは

   為替相場は、インターバンク市場と呼ばれる市場で形成されます。ここはその名のとおり銀行だけが参加を許されており、一般企業や個人投資家は参加していません。さらに言えば、銀行の中でも信用力の高い大手の銀行に限られています。また市場といっても、取引所のような建物が存在しているわけではなく、電子取引や電話取引などで形成される概念的な市場です。

   このインターバンク市場で形成される相場が、企業や個人が通貨を両替する際の基準レートになるわけです。そしてFXも、この相場をもとに取引されています。ただし、両替のレートは一定時刻の相場が一日中変わらずに用いられるのに対して、FXはインターバンク市場の相場をリアルタイムに反映して常に変動しています。また、前者のスプレッドはFXに比べてかなり広いのですが、これは両替にかかる手数料がそれだけ高いということを意味しています。

   以下では、為替相場を利用して利益をあげるために、まず知っておくべき為替相場の特徴を解説します。続いて、「為替相場とは」という問いに対する一つの回答とも言える購買力平価説について解説します。そのうえで、次のコラムである「為替相場の変動要因」へ進むと、より為替相場に対する理解が深まることでしょう。

Copyright(c) 2008-2017 All Rights Reserved.