リスクのある商品に挑戦してみようと思います。始めるなら株や先物とFXではどちらがよいでしょうか?
リスクのある金融商品に初めてチャンレンジするのであれば、現物株や先物よりもFXのほうが適しているように思えます。理由は以下のとおりです。
- ドル/円やユーロ/円などの主要通貨ペアの変動率は、株式よりも穏やかです。FXではレバレッジを自分でコントロールできるので、最初は1倍で始めてもよいのです。これなら、リスクは外貨預金と変わりません(というか、コストが安いぶんだけローリスクです)。
- FXは24時間途切れることなく取引されていますので、値動きが連続しています。取引所では時間が制限されており、翌日の取引開始時点で値段が大きく変わっていることがよくあります。FXでも寝ている間に変動しますが、取引は行われているので指値注文を入れておけば注文は成立するのです。
- FXでは自動ストップロスという仕組みが法令で義務付けられており、初心者にとって一番難しい損切りが自動的に行われます。損切りはしないに越したことはありませんが、自動的・強制的にそうなってしまえば、あきらめもつきます。損をかかえたままずるずる過ごすのは精神面でよくありません。
FXと日経225先物取引については「FXと日経225先物取引の比較」で詳しく長所・短所を比較していますので、ご参考にしてください。また、FXを始めるにあたっては留意しなければならないことがあります。それについては以下のQ&Aをご参照ください。