行動ファイナンス

   行動ファイナンス(Behavioral Finance)とは、金融市場の動向や投資行動を説明したり予測したりするための理論です。基礎になっているのは行動経済学の考え方で、場合によっては同義で扱われることもあります。行動経済学というのは、人間は必ずしも合理的には行動しないという前提に立った経済学です。従来の主流派経済学では、人間は最大利益のために合理的に行動することが前提となっていました。

   市場参加者は時々の感情や心理に強く影響されるという考え方は、為替市場を見ていると実感できることです。特にロシア危機リーマンショックなどのクライシスでは、行動ファイナンスがとるアプローチは有効そうです。

   しかし行動ファイナンスはそうした歴史的な出来事だけでなく、むしろ日常的な市場を対象としています。近年では、ファンダメンタル分析テクニカル分析といった従来の分析手法に加え、市場参加者の心理に注目した行動ファイナンス的な分析も見られるようになっています。また、行動経済学や行動ファイナンスで扱われている理論には、プロスペクト理論のように、FXとも関係の深いものがあります。

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