デレバレッジ

デレバレッジとは

   デレバレッジ(Deleverage)は「非・レバレッジ」ということ。お金を借りて自己資金の何倍もの投資を行うレバレッジ投資が逆回転する現象をさします。

   2007年にサブプライム問題が発生する以前は、世界的にレバレッジ投資が盛んで、世界のあちらこちらで不動産や株式のバブルが発生していました。しかし、発生後は金融市場に警戒感が台頭し、急激な信用収縮が起こりました。デレバレッジの流れが世界中を覆ったのです。

レバレッジからデレバレッジへの流れ

   経済がレバレッジからデレバレッジへ遷移していく様子は次のようなプロセスをたどります。まずは低金利政策や経済成長などの条件が重なってユーフォリアの温床がつくられます。投資家は低いコストで資金が調達できれば、積極的に投資を行おうとします。リスクを取って自己資金の何倍もの投資を行うレバレッジ投資の始まりです。信用創造のメカニズムが働き、投資物件にお金が集まってきます。為替相場では新興国通貨やキャリートレードホットマネーが向かうようになります。

   やがてバブルが生まれ、レバレッジを効かせた投資はますます膨らんでいきます。しかしバブルはいつか弾けるもの。破綻する投資家が出てくると、銀行は信用リスクを警戒して信用収縮が起こります。投資家も損が膨らむので投資を縮小します。すると投資物件の価格はさらに下がり、信用収縮が一段と進むという負のスパイラルが起こります。デレバレッジの流れは決定的となり、市場は弱気の局へ向かっていくのです。

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