PER(株価収益率)
PER(Price Earnings Ratio)は株価収益率ともいい、株価を一株当たりの利益で割ったものです。例えば、株価が100円で、一株当たりの利益が5円ならば、PERは20倍ということになります。もしこの企業がこの先ずっと5円の利益を上げ続けるとすれば、20年で現在の株価と同じだけの利益を生むことになります。
将来性があると見られている企業のPERは、高くなる傾向があります。論理的に妥当なPERの水準というものはありませんが、次のような方法で、現在の株価が割安か割高かを判断することができます。
- 国際間で比較する
- その企業の過去の数字と比較する
- 同業他社の数字と比較する
【関連語】
FXにおける指標
為替相場は2通貨の相対的な価値であるため、FXではPERに相当するような価格の比較基準はありません。ただ、インフレを考慮のうえ過去の相場と比べるなどして、為替相場の現在値が割安か割高かを判断する指標として、以下のようなものがあります。