ヒンデンブルグ・オーメン

ヒンデンブルグ

ヒンデンブルグ・オーメンとは

   ヒンデンブルグ・オーメン(Hindenburg Omen)は米国株の急落を示唆するといわれる現象をさします。過去のデータによれば、ヒンデンブルグ・オーメンが確認された後、77%の確率で株価が5%以上下落。またパニック売りとなる可能性は41%、暴落となる可能性は24%だそうです。ちなみに、ヒンデンブルグは1937年に米国で炎上・墜落した大型飛行船の名前、オーメンは前兆や前ぶれといった意味です。

   ヒンデンブルグ・オーメンが発生しても下落しないケースはあります。前回は2010年8月に現れましたが、当時はFRBがQE2を示唆したことで回避されました。しかし、1985年以降では米国株が暴落した際はいずれの場合もシグナルが現れています。

ヒンデンブルグ・オーメンの条件

   ヒンデンブルグ・オーメン出現の条件は、以下の事象が同じ日に起こることです(2については除外されるケースもあります)。

  1. NYSE(ニューヨーク証券取引所)での52週高値更新銘柄と52週安値更新銘柄の数がともにその日の値上がり・値下がり銘柄合計数の2.8%(または2.2%)以上
  2. この2つの数字うち、小さい方が75より大きい
  3. NYSEインデックスの値が50営業日前を上回っている(または10週移動平均が上昇している)
  4. 短期的な騰勢を示すマクラレン・オシレ一夕ーの値がマイナス
  5. 52週高値更新銘柄数が52週安値更新銘柄数の2倍を超えない

   一度発生すれば向こう30営業日は有効ですが、マクラレン・オシレ一夕ーがプラスになれば無効。直近では2013年4月15日に出現しています。

ヒンデンブルグ・オーメンと為替相場

   ヒンデンブルグ・オーメンは米国株急落の前兆となる現象ですが、為替相場とも無縁ではありません。世界の金融の中心値で大地震が起きればそれは瞬く間に世界の株式市場、債券市場、為替市場へ波及していきます。為替相場では新興国通貨が売られ、安全通貨が買われることとなります。

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