ストリーミング注文

ストリーミング注文とは

   ストリーミング注文は、取引画面に表示されている為替相場を見ながら、2ウェイプライスのどちらかをクリックして発注します。買いたい時はオファー(アスク)、売りたい時はビッドを選びます。あらかじめ通貨ペアと数量を指定しますが、注文期限や約定レートは指定しません。画面に表示された価格で約定させたい場合に使用します。FX独特の注文方法です。

スプレッド

   ストリーミング(Streaming)という呼称の由来はIT用語です。これはネット上の動画をパソコンで再生する際に、ダウンロードしながら同時に再生も行う方式を言います。そこからの派生的なイメージで付いた呼称ですが、海外では通用しません。日本独特の呼称です。

ストリーミング注文と成行注文との違い

   ストリーミング注文を実行した結果は、注文画面で見ていた価格で全量約定するか、又はまったく約定しないかのいずれかとなります。成行注文ではスリッページが発生する可能性がありますが、ストリーミング注文では発生しません。そのかわりに約定しないことがあるわけです。価格が動いてしまってスリッページが発生するようなケースでは約定しないのです。ですから、約定を優先させたいなら成行注文を、スリッページを回避したいならストリーミング注文を選択するとよいでしょう。市場が落ち着いているときはどちらでも大きな差はありませんが、雇用統計の発表直後などボラティリティが高まっている時は、使い分ける必要があります。

ストリーミング注文と受注形態

   FXの業者が注文を受ける形態にはNDD方式とDD方式があります。前者は注文を機械的にインターバンク市場へつなぐ方式、後者は途中にディーラーが介在する方式です(詳しくは→NDD方式とDD方式)。後者を採用している業者の中には、ストリーミング注文でありながら約定値をある程度保証する業者があります。つまりスリッページが発生してもディーラーがリスクをとって注文の約定を優先させるのです。ただし、スリッページは顧客にとって有利にはたらく場合もありますから、必ずしも有利というわけではありません。

その他の注文方法

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